ポケトークや、ili(イリー)など 翻訳専用デバイスが各社から相次いで発売される中、またしても新たな商品が登場しました。
その名も「MAYUMI マユミ」。
さっそく購入してみましたので、基本情報をまとめておきたいと思います。
基本情報
「MAYUMI(眞由美)」に関する諸々の情報をまとめてみました。
音声翻訳機 Mayumi
次世代AI音声翻訳機 Mayumiは35カ国の言語に対応、操作も簡単です。双方向翻訳なので海外旅行や訪日観光客の対応に最適です。
対応言語
2018年4月現在は「世界35言語」に対応しています。※近日中に41言語まで対応予定とのこと
翻訳エンジン
英語は「グーグル」、中国語は「バイドゥ」といったように、言語に応じてその都度に最適な翻訳エンジンを選択する方式です。 これはポケトークと同じ方式ですね。
翻訳の方向性
翻訳は「双方向」で行われます。そのため「日本語から英語へ」「英語から日本語へ」といった翻訳が可能です。
オフラインには非対応
翻訳を行うにはネット接続が必要です。オフライン環境下では使用ができません。
「MAYUMI(眞由美)」本体にはあらかじめ Wifi受信機能が備わっているため、WiFi環境下であれば使用が可能です。
また、別途 SIMカードを用意すれば、WiFi環境に無い場所でも翻訳が可能になります。
販売元のテスプロに確認したところ、Mayumi翻訳機はSIMフリーになっているため、商品購入時に付属する「グローバルデータSIMカード」以外のカードでも翻訳は可能とのことです。
対応周波数帯
- 2G: 850,900,1800,1900MHz
- 3G: WCDMA (2100,1900,850,900MHz)
- 4G: TDD (2600,1900,2300,2500MHz) FDD (2100,1700,2600,900,800MHz)
SIMカード/規格
SIMフリー/micro-SIM 対応
WiFi
802.11b/n
付属のSIMの取り扱いはやや癖アリ
テスプロのサイト(越境ECモール「さくらJAPAN」、amazonなど)から商品を購入すると、Mayumi本体と共に「Mayumi グローバルデータ SIM」が付属してきます。
こちらは、mtx connectという会社の「チャージ式SIMカード」になっており、自分で「完全従量制」「1日定額」「1日使い放題」「ビッグデータ」「モンスターデータ」の中から利用プランを選んで利用する必要があります(※1)。
※1:購入時にはあらかじめ「7ユーロ(約910円)」分がチャージされた状態になっており、これはMAYUMIをおよそ「23時間」ほど使えます。
しかし残念ながら この「mtx connect」のチャージ用ページは日本語化されていません!
【2018.06.14追記】その後、日本語でも利用できるようになりました。
MTX Connect / Personal Account
(null)
対応言語は「英語・中国語・ロシア語(?)」のみ…
そもそもこうしたサイトを使いこなせる人間であれば 翻訳機とか必要ないわけで、非常にハードルが高いですね。
バッテリーの持ち時間
バッテリー容量は「1500mAh」。3時間の充電で「約5時間」連続使用可能です。
販売会社は?
「MAYUMI(眞由美)」を販売しているのは「テスプロ株式会社」というところです。
テスプロ株式会社
テストソリューションの総合提案・各種コンタクトプローブ・テストソケット・検査治具の設計・製作・ 販売、コンタクトプローブ・導電接触ピン・スプリングプローブ・プローブピンのワンストップソリューション
聞きなれない会社ですが 東京・品川で主に電子部品などを扱っている会社の模様。 越境ECモール「さくらJAPAN」を運営しています。
まとめ
基本性能を見る限り スペック的には ソースネクストの「ポケトーク」と似た感じの印象ですね。
ただ、テスプロ株式会社の公式サイトも含めて デバイスに関するまともな情報がほとんど無く、ほんとに購入していいもんか迷いますね(私は購入しましたが)。
実際に使用してみた感想などは、後ほど別で記事にしようと思っています。
「MAYUMI マユミ」を購入する
【20191.06追記】「MAYUMI マユミ(初代モデル)」は現在入手困難になっています。これから購入するのであれば ↓こちらの後継モデル「MAYUMI 3」がおすすめです。
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「マユミ」シリーズは、他にもレビューを書いていますので、興味がある方は以下の記事もご覧ください。
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